【活動のご紹介その2】①:多様な学びプロジェクト@せたがや
かけはし基金の採択から約半月。それぞれの団体が、活動を続けています。
今日は「多様な学びプロジェクト@せたがや」の活動から、「カナリアミーティング」(親の会)の活動をご紹介します。
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▼カナリアミーティングとは?
カナリアミーティングとは、不登校や発達がいを含め、生きづらさを抱えたお子さんの保護者の方のうち、テーマについて関心を持ち一緒に考えたい方を対象にしたいわゆる親の会です。
不登校や行きしぶり、発達障害のある子どもを抱える家族は、学校外も含めた「多様な学び」を必要とすることが特に多いと思います。
そうしたご家族のために、開催しているのが「カナリアミーティング」です。
*行きしぶりとは、不登校には至っていないが、周囲からの声掛けで学校に登校している状態のことを指します。
▼名前の由来
カナリアは、危険を敏感に感じ取ると言います。
「カナリアミーティング」という名称は、生きづらさは、子どもたちが社会での違和感を敏感に感じっているからこそ生まれているという発想から名づけられました。そんな子どもたちだからこそ、これからの社会に必要な、健全で多様な学びを作っていけるはず、という思いが込められているそうです。
▼ミーティングの内容
カナリアミーティングは、基本的には当事者の親同士の情報交換会・意見交換会です。これに加えてゲストを招いてのミニ勉強会や関連する映画の上映会なども行っています。
昨秋より月1回のペースで開催してきましたが、3月以降は新型コロナの影響でいったん休止しています。
▼今回ご紹介した写真について
今回シェアしたのは、2月8日に楽ちん堂カフェにて蓑田雅之さんをお招きして開催した「カナリアミーティング」の様子です。
蓑田さんは、不登校で悩むお子さんと親御さんをなくすため、「おはなしワクチン」という活動を展開されています。
不登校のお子さんの状況は一人一人違いますが、話す中で色々な気づきや共感があったようです。
▼今後について
多様な学びプロジェクト@せたがやさんでは、今後もコロナの影響が落ち着き次第、「カナリアミーティング」を開催し、親が少しでも肩の荷を下ろせる時間になればと考えているとのことです。
カナリアミーティングに、蓑田雅之さんをお招きしました。「おはなしワクチン」をダイジェスト版で伺った後、参加された皆さんと感想や今の気持ちをシェア。あっという間の2時間でした。不登校のお子さんの状況は一人一人違いますが、話す中で色々な気づきや共感があったと思います。カナリアミーティングが、少しでも肩の荷を下ろせる時間になれば嬉しいです。毎月第2土曜午後、開催しています。
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詳しいプロジェクトの内容については、以下のプロジェクトページをご覧ください。
同プロジェクトへのご寄付も、同じページから可能です。
▼「生きづらさを抱えた子とその親が楽しく学び暮らせるまちづくりをしたい!」▼
https://scf-tokyo.secure.force.com/goencrm__projectinfo?pcd=tayounamanabi
最新の活動情報は以下をご覧ください。