このプロジェクトが目指すこと
まちの課題解決に取り組むチャレンジャーを発掘すること
当財団自らが伴走支援を行うことで、より良い成果の実現を目指すこと
支援を通じて、まちを支える生態系を創り出すこと
これまでに取り組んできた具体的なアクション
チア☆せたは、企画立案から、伴走支援の実施に至るまで、
3つのフェーズ、4つのステップでプログラムを構成しました。
フェーズ
- ホリデイピッチの開催
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- プログラムの立ち上げにあたり、ニーズを把握する観点から開催しました
- 3名の参加者がピッチを行い、参加者全員で提案内容のブラッシュアップを行いました
フェーズ
- 募集要項の公開と公募
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- 当財団のwebサイトに募集要項を公開しました
- 一般的な申請書による形式は採らず、実現したい未来を4コマで著し応募できるよう工夫しました
- プレゼンテーション&審査会
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- 申請団体によるプレゼンテーションと審査を実施しました
- 応募団体と参加者が繋がる機会となるよう工夫しました
フェーズ
- 採択後の伴走支援
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- 1年半にわたり大賞受賞団体に伴走しました
- 当財団理事が中心となり、目標実現を支えました
Phase1 協定書の締結Phase2 下北沢子ども食堂まつり開催に向けた準備Phase3 Cobacoフードバンク設立に向けたサポート
プロジェクトの特徴
4コマのビジュアル・プレゼンテーションで応募ができる!
「チア☆せた!」では、今の世田谷にとって必要な取り組み、解決したい社会課題、生み出したい新たな公益的価値を4コマの絵で提案頂く形としました。通常の「申請書」による審査とは異なり、より幅広い方にエントリー頂ける形を目指しました。
審査段階から応援ができる!
審査員による審査とは別に、Facebook 投票による応援の仕組みを導入しました。4コマのビジュアルを事前に当財団WebサイトやFacebookページに公開。「いいね!」「超いいね!」を押すことで、団体の提案を皆で応援する気持ちを表明できる機会を設けました。
伴走支援が受けられる!
「チア☆せた!」では助成金の交付は行いません。支援先と共に資金や資源の開拓を行います。採択団体に対しては、財団メンバーによるプロボノチームが伴走し、提案の実現や効果向上を支えます。
これまでの歩み
2018年12月には、プログラムの検討を目的に「世田谷ホリデイピッチ」を開催。対話を通じてより良いプログラムの設計を考えました。
2019年春には、支援先の募集を開始、4つの団体から応募を頂きました。
2019年秋には、採択団体との連携協定を締結、伴走支援を行いました。
企画立案~支援先募集・採択まで
ホリデイピッチの開催
募集要項の公開と支援先公募
プレゼンテーション&審査会
採択団体
一般社団法人 北沢おせっかいクラブ
採択団体について
- 一般社団法人 北沢おせっかいクラブは、北沢地区の住民が集まって設立された団体です。「子どもを真ん中に、地域の人々が支えあえる豊かなコミュニティを創出する」ことを目標に、活動を行っています。
- 現在は、「おでかけひろばぼっこ」(世田谷区北沢5丁目)や、ワークスペースを併設した子育てひろば「cobaco」の運営を中心に、多世代交流の場づくりを行っています。
採択事業について
プロジェクトの目的
主に下北沢~三軒茶屋を中心に、北沢エリアに点在するコミュニティ食堂やこども食堂等の取り組みを、ネットワーク化することで、情報面・事業面での連携を進め、地域住民の支えあいを効果的に行う。
支援期間
2019年10月25日~2020年8月31日
※新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、2020年度末まで支援期間を延長
支援内容
2019年10月25日~2020年8月31日
※新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、2020年度末まで支援期間を延長
伴走支援の実施
実施時期
2018年12月~2021年春
採択団体
北沢おせっかいクラブ
特徴(背景・意図)
チア☆せたは、「まちを支える生態系をつくる」という私たち世田谷コミュニティ財団のミッションを実現する観点から、
・ 4コマビジュアルプレゼンテーションによる簡易な応募方法としたこと
(申請書が書けなくても、絵だけで応募が出来る)
・ 審査段階から積極的な情報発信を行ったこと
(採択/不採択に関わらず、プロジェクトに関心を持つ人を発掘する機会をつくる)
・ 伴走支援が受けられること
(プロジェクトの実現を支え、地域へのリアルなインパクトを生み出すことを目指す)
という3つの特徴を持ったプログラムとなりました。
様々な活動支援プログラムがある中で、私たちが提供できるプログラムとは何だろうか?何ができるだろうか?それを問い続けながら作ったプログラムです。チア☆せたは、関わる全ての人が共に成長し、変化し続けるプログラムだと言えます。