このプロジェクトが目指すこと
参加学生にとって、社会参加のきっかけや地域との出会いのきっかけとなる
地域や受け入れ団体にとって、担い手を増やし育成していくことにつながる
学生と地域団体の両者をつなぎ、ともに成長を支えるコーディネーターの育成につなげる
プロジェクトの特徴
多団体によるプラットフォーム運営である
一団体で独占するのではなく、実行委員会を立ち上げ、プラットフォーム化・知見の共有・負担の分散を進めながら、プログラムの実現を目指しています。現在は、一般財団法人世田谷コミュニティ財団・NPOインターンシップラボ(NPO法人アクションポート横浜)に加えて、区内の学生・若者有志で構成されています。
行政との協働事業である
世田谷区との協働事業として実施しています。区でも若者向けの施策やプロジェクトを様々展開しており、社会的信用度のある区の様々な若者支援の施策やプロジェクトと連携することで、これまでと違って幅広い層への認知度が上がり、地域の担い手増加につながります。
学生の参加による運営
若者が実行委員として参画することにより、世代や視点の多様性が増すこと、人材コーディネートの経験知が高まることにつながります。これまで地域に縁が薄かった学生が、インターンシップを通して地域の人や団体と出会い、世田谷という地域に愛着を持つようになることを期待しています。
現在取り組んでいる具体的なアクション
-
初年度となる2021年度は民間助成団体の助成を受け、実態調査とニーズ調査を行いました。またそれを踏まえて10名の学生を4団体にトライアルインターンとして派遣しました。
-
2年目となる2022年度、本事業は世田谷区が行う提案型協働事業に採択されました。これを受けて、世田谷区役所(子ども・若者支援課)にも運営に参画いただきました。当該年度には、夏休みの期間に合わせて高校生から大学院生までの16名の学生が参加、受け入れ先となる団体は10団体にのぼりました。
-
2023年度も引き続き、世田谷のまちで活動する地域団体などに、大学生を中心としたインターン生を派遣するコーディネートを行っています。 派遣期間終了後には、インターン生による主に学生向けの団体見学企画を行います。これらを通して、世田谷のまちへの継続的な関わりを構築します。
(7月末~9月)地域の団体へインターンとして参加:関心を持つ学生の皆さんに対して、Webやオンライン説明会を通じて、インターン生として取り組む内容を紹介しました。インターンとして派遣された学生の皆さんは、地域団体の活動に参加するほか、他のインターン生とともに次の団体見学会の企画を考えるなど、能動的に活動していただきました。
(11月)学生が企画する団体見学会:インターン生が団体の紹介を行う会を開催します。インターン生以外の学生の皆さんも、様々な団体の活動現場を見ることが出来ます。取り組みを通じて、興味のある団体を見つけ、来年度以降のインターン生や、ボランティアとして活動に参加する学生の発掘を目指します。