渋谷ヒカリエで開催中の「超福祉展2020」にて、「かけはし基金」での経験を中心に、地域コミュニティのこれからを考えるセッションを開催しました。
2020年9月6日(日)19:00~20:30
「新型コロナと地域コミュニティのこれから ~かけはし基金の経験から」
セッションでは、「かけはし基金」の支援先である
・せたがやこどもフードパントリーの斎藤さん
・多様な学びプロジェクト at せたがやの松本さん
にご登壇頂きました。
コーディネーターを務めて下さったのは、NPO法人CRファクトリーの呉 哲煥さんです。
またトークセッションでは、呉さんの進行のもと、当財団代表理事の水谷衣里からかけはし基金の設立経緯や特徴をお話しました。
—–
かけはし基金は、「新型コロナのしわ寄せを、コミュニティの力で解決しよう」と設立された基金です。
セッションでは
・生活に困窮する子どもたちをとにかく助けよう
・学校だけではない学びの場を作ろう
と、止むに止まれぬ気持ちで動かれた斎藤さん、松本さんの実践をお伺いしました。
お話を通じて、地域での実践の尊さと、こうした活動を応援する媒介役としての基金の役割を、私たち自身も改めて再確認する時間になりました。
危機の中で、とにかく動き始める人々と、寄付やボランティアの力で支える地域の人たち。そんなコミュニティの姿がビビッドに浮かび上がってきた90分です。
アーカイブ動画もアップされておりますのでぜひご覧ください。
【超福祉展 webサイト】
http://peopledesign.or.jp/fukushi/symposium/383/
【YouTube】
※動画は冒頭4分半ほどは準備のため静止画像が投影されています。早送りしてからご覧ください。
——
「かけはし基金」や支援先の各団体がチャレンジ出来たのも、支えて下さった寄付者の皆さんのお一人お一人の御厚意あってこそ。
これからも、世田谷コミュニティ財団は、地域に寄り添いながら、まちを支える生態系を丁寧に作っていきたいと思います。
皆さま引き続きのご支援・ご協力のほど、どうぞよろしくお願い致します。
——-
【セッション登壇者】
・呉 哲煥さん
(NPO法人CRファクトリー代表理事)
・水谷 衣里
(世田谷コミュニティ財団 代表理事/株式会社 風とつばさ 代表取締役)
・松本 敬子さん
(多様な学びプロジェクト@せたがや 代表)
・齋藤 淳子さん
(せたがやこどもフードパントリー共同代表/(一社)北沢おせっかいクラブ代表理事)
※「超福祉展」とは、ピープルデザイン研究所が主催するイベントです。
障害者をはじめとするマイノリティや福祉そのものに対する「心のバリア」を取り除こうという趣旨で、毎年開催されてきました。
2014年に開始し、累計参加者数は27万人とのこと。
2020年は、完全オンライン形式により開催されています。