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【開催レポート】設立記念助成プログラム「ココロマチ」公開審査会を開催、2団体の採択が決定!(6/1)

6/1(土)、世田谷コミュニティ財団は、設立記念助成プログラム「“ココロマチ”〜農ある世田谷は実りを増やす〜公開審査会」を開催しました。

“ココロマチ”は1/26のキックオフ会にて公募開始、5件の申請をいただきました。審査会ではそれぞれの申請内容をポスターセッション形式で発表し、申請団体や参加者同士の交流も行われました。

厳正なる審査の結果、採択されたのは以下の2団体の皆さまです。採択された団体のみなさま、おめでとうございます。

 

【採択2団体】

*じゅんかんチャレンジ桜丘推進協議会「食と農をつなぐ「じゅんかんチャレンジ世田谷」
*テヅクリ畑の会「農が結びつける農家と住民の輪の検証プロジェクト」

じゅんかんチャレンジ桜丘推進協議会
テヅクリ畑の会

会場となったカタリストBAには、申請いただいた5つの団体のみなさま、世田谷の「農」を守り育てる活動を応援してくださるたくさんの方々にご来場いただきました。ご参加いただいたみなさまに、改めて御礼申し上げます。

 

【公開審査会概要】

2019年6月1日(土)13時~16時半、二子玉川カタリストBAにて下記の公開審査会を行いました。

■申請タイトルおよび申請団体一覧

1.「農地の「都市耕園」化に向けた基礎調査(農地貸しの欠点を解消するプロジェクト)」
 (スマイルデザイン+相田合同工場)

2.「結お~くらんど「農」プロジェクト“きたみふぃーるどらんど”」
 (結お~くらんど)

3.「農を舞台に、誰もが生き生きと働くことができる社会を目指す事業」
 (特定非営利活動法人農スクール)

4.「食と農をつなぐ「じゅんかんチャレンジ世田谷」」
 (じゅんかんチャレンジ桜丘推進協議会)

5.「農が結びつける農家と住民の輪の検証プロジェクト」
 (テヅクリ畑の会)

■審査員(敬称略)

・星勉(地域社会計画研究所 代表)
・福田武雄(JA東京中央 常務理事)
・イノウエヨシオ((株)ファンドレックス プロデューサー)
・石田彌(東京商工会議所世田谷支部 副会長)
・福永順彦(世田谷コミュニティ財団 理事)

■主なプログラム

・意見交換会 農とまちをつなぐ連続講座「第0回世田谷のいま:土と天気と苗と人と」
・申請団体によるプレゼンおよびポスターセッション  
・世田谷コミュニティ財団についての説明
・結果発表                 

当財団の千葉理事から本日の進行説明
「みなさん共に、世田谷を耕していきたい」 と語る、水谷代表理事の挨拶
「会場に、東西南北と太陽をレイアウトしました」と、土肥副理事長からの説明

 

申請5団体による団体PRとポスターセッション

プログラム前半では、申請5団体のPRが実施されたあと、一般参加者、申請団体のみなさま、審査員のみなさまとの白熱したディスカッションで会場が盛り上がりました。

ポスターセッション形式の公開プレゼンテーションでは、会場内に5つに別れて各団体のポスターが掲出され、それぞれ審査員への説明と質問への回答が行われ、一般参加者も熱心に耳を傾けていました。


会場に設けられたドネーションコーナーの野菜のポストカードが人気

 

審査と講評

公開プレゼンテーションと交流の後は、いよいよ審査です。
審査基準に基づき、審査員それぞれの視点から、評価と熱意あるご議論を頂きました。
審査後、審査員から世田谷コミュニティ財団理事会に対して結果を答申頂き、理事会での議決を持って、採択先が決定しました。

審査結果の公表後、審査員の皆さまにはひと言ずつ、各団体の申請内容に対する講評を頂きました。

 

 

 

 

 

 

 

5つの団体からの申請内容、交流会、審査とそのどれもが世田谷における「都市と農」のこれからの可能性を感じさせる内容でした。
世田谷コミュニティ財団では、この先採択団体・申請団体の皆さまとともに、都市部において農をどう守り育てていくか、模索して参ります。

審査会にご参加下さいました皆さま、ありがとうございました。
採択団体のこれから、そして“ココロマチ”の今後の展開に、どうぞご期待下さい!