issue 世田谷コミュニティ財団が取り組む社会課題

40代50代のキャリア持つ人たちが”「地元に1人も友達がいない」

首都圏を中心とした都市の生活は、人同士のつながりが薄く、物理的には密なのに心理的には遠くなりがちです。
また、様々なスキル・技術を持つ働き盛りの人がいるにも関わらず、勤め先以外ではその能力をほぼ活かしていない人が多い、というのが現状です。

人はライフステージによって、「支える側」にも「支えられる側」にもなります。
突然、仕事を失ったり、事故にあったり病気になることもあるでしょう。妊娠や出産を機に、暮らし方を変える必要性に迫られることもあるでしょう。
そんなとき、コミュニティの繋がりは、気持ちの上でも、物理的にも大きな支えになります。
しかし、現実はどうでしょうか。長年住んでいても、駅と自宅の道しか知らない。買い物には行っても、特に会話を交わすことはない。それが都市のリアルです。

東京には、バックグラウンドも能力も感性も異なる、多様な人々が集まっています。だからこそ、コミュニティにゆるやかに繋がる場や多様に生み出し、人と人とが自然につながる機会をつくることが大切です。

私たち世田谷コミュニティ財団は、そうした機会を生み出すことで、東京の持つ多様性を力に変えていきます。

オープンなローカルコミュニティの可能性を追求する

「まちに関わること」は、「今までにはなかった出会い」を生み、ひとり一人の人生を豊かにします。自分の幸せと、コミュニティの幸せが両立する。緩やかで、でも濃密な場がここにあります。

東京のダイナミズムとローカリティは、もっと”活かせる”

東京のダイナミズムがローカルにつながる。そこから生まれるクリエイティビティを存分に味わう。そんな場面と機会を存分に生み出していきます。