2021年度助成の応募申請は終了しました
基金設置の意図と目的
新型コロナウイルス感染症の拡大は、私たちの暮らしに大きな変化をもたらしました。特に「元々弱い立場にあった」人たち、例えばひとり親のご家庭、障がいを持つ方々、不安定な雇用状態にある方々は、感染拡大が広がり自粛が続くほどに、大きな影響を受けています。
こうした背景を踏まえて、世田谷コミュニティ財団では、新たな基金「新型コロナウイルス感染症・対策支援基金(通称:かけはし基金)」を設置し、民間公益活動団体による社会的・経済的変化への対応や弱い立場にある方々への支援を後押しすることにしました。
当基金は、こうした「弱い立場にある人たち」が受けている、感染症拡大防止と社会経済の縮小による「しわ寄せ」を、「コミュニティの力」で解消していくことを目指しています。
助成対象となる活動
(1)新型コロナウイルス感染症に起因する問題により、より困難に陥ると想定される人々を支援する活動であること
(2)世田谷区内を対象とする活動であること
*事務所の登記場所や所在地は問いませんが、世田谷区民が受益者として想定されている活動を対象とします。
助成対象となる団体
(1)公益的な活動・事業を行う民間団体であること
*法人格や活動実績は問いません。
*株式会社等の営利組織でも申請可能ですが、公益活動に限るものとします。
*任意団体や実行委員会形式での応募も可とします。ただし責任者・連絡先担当者が明確である場合に限ります。
(2)反社会的勢力とは一切関わっていないこと、また、活動内容が特定の政党・宗教・思想に偏っていないこと
助成件数・助成額
- 助成件数:1~2件
- 助成額は審査による(1団体あたり10~20万円程度)
*本基金による支援を充当できる活動は、2022年6月末日までに実施するものとします。また、すでに実施している活動に遡って充当することも可とします。
*他の助成金に申請していても、当基金に申請することが出来ます。但し資金使途、成果については本基金からの支援による内容を明示して報告頂くことを求めます。
スケジュール
*以下は予定です。状況により前後する可能性があります。
11月9日(火) 申請団体公募開始
11月26日(金) 申請団体公募締切
11月29日(月)~12月8日(水) 必要に応じて申請団体へのヒアリングおよび審査
12月9日(木) 採択団体確定・公開
12月末日 採択団体と助成金確認書締結の後、助成金の支払い
*活動が終了次第(最長2022年6月末日まで)、採択団体から活動報告書の提出をお願いいたします。
助成対象となる費目
*対象となる活動に必要な費用であれば、特に費目の定めは設けません(人件費も含みます)。
*なお、選考過程において必要性が認められない費用は差し引く場合があります。
選考
(1)選考方法
*事務局による書類審査を通過した団体に対し、必要に応じて事務局によるヒアリング(個別内容確認)を実施した後、審査員による審査を実施します。
*感染拡大防止の観点から、審査はすべてオンラインとし、対面でのヒアリング、審査会は開催しません。
(2)選考基準
- 基金の目的との合致および重要度: 新型コロナ感染症による影響度合い、対象者の抱える課題の深刻度
- 支援効果: 活動による効果、支援できる対象範囲・程度、世田谷への貢献や影響
- 実現可能性: 活動体制、団体の活動実績、活動計画の明確さ
- 資金の必要性: 資金使途の明確さと必要性、追加資金の必要性
- 当基金による支援の必然性: 他の支援プログラムによる支援の有無、情報発信への協力への合意
- 生態系の広がりへの期待:継続助成を否定はしないが、新たな団体を優先する。
(3)審査員
下記の観点を有する識者を3名程度選定します。また、当財団役員・評議員から1名をこの中に含めます。
- 子ども子育てや高齢者・障がい者など、福祉的な観点を有すること
- 世田谷の民間公益活動団体に理解があること
- オンライン対応も含む、迅速な審査に協力頂けること
申請方法
(1)申請受付期間
2021年11月9日(火)〜11月26日(金)
*申請をいただき次第、申請書受領確認をメールにて連絡いたします。
*審査結果については、12月9日(木)までにメールにて連絡いたします。
(2)申請方法
申請はオンラインにて受け付けます。
※申請受付は終了しました。
(3)申請書類
*WEBによる申請(Google フォーム) ※スケジュールや体制、予算について、図示したい場合は別途お送り頂いても構いません。
*団体のパンフレットや定款・会則など、団体の存在や実績を証明できる資料(あればでかまいません)
助成手続きなど
(1)助成手続きおよび助成金の支払い
*採択団体となった場合は、世田谷コミュニティ財団宛に、助成金請求書を提出していただきます。
*助成金は、助成金請求書受領後、12月31日までに団体名義の口座に振り込む予定です。
(2)報告義務等
1.活動情報の発信や報告
*寄付者への説明責任を果たす観点から、採択団体には活動情報の発信に協力いただきます。例は次の通りです。なお、具体的な内容については活動状況、内容を鑑みながら確定させます。
- 活動終了後に報告書を提出すること。また、必要に応じて実施する報告会(オンライン形式の可能性有)への参加
- 発信に必要なインタビュー等への協力
- 団体webサイトやSNSへ、本基金からの支援を受けていることの明示
2.使途の明示
*寄付者への説明責任の観点から、次のことを求めます。
- 申請段階に資金の使途を明示いただくこと
- 実施の過程で活動計画に大幅な変更が発生した場合には随時事務局にご相談いただくこと
- 活動報告会の際には使途について口頭で説明いただくこと
- 活動報告書提出時に領収書などの写し(コピー)を貼付すること
主催団体・お問い合わせ
一般財団法人世田谷コミュニティ財団
〒158-0094 東京都世田谷区玉川2-21-1 二子玉川ライズ・オフィス8階 カタリストBA
TEL 03-4405-2022 FAX 050-6877-5340
E-mail:setagaya@scf.tokyo
URL:https://scf.tokyo/
(担当:市川・白鳥)
※新型コロナウイルス感染症拡大を受け、ご連絡の際はメールないしお電話にてお願いします。