世田谷カレッジ【第2夜】「コミュニティ財団 じっくりナイト」(10/10)を開催しました!

10月10日の夜、二子玉川カタリストBAにて、世田谷コミュニティ財団設立準備会主催で、世田谷カレッジ【第2夜】「コミュニティ財団じっくりナイト」を開催しました。

世田谷コミュニティ財団を知る機会として開催する「世田谷カレッジ」の第2夜となる今回は、「コミュニティ財団」がテーマ。前半は、世田谷コミュニティ財団設立準備会・発起人の水谷衣里さんより、コミュニティ財団についてのレクチャーがありました。

コミュニティ財団とは、いわば「コミュニティの課題解決のための財団」。コミュニティに根ざし、分野に関わらず、資金の出し手(寄付者など)と受け手(実践者)を繋ぐことで、社会課題の解決を促進するインフラ的な存在。発祥の米国には700以上、世界には1700の財団が活動し、資産規模が数十億~数百億、中には1千億円単のものもあるとか。日本にも約16の財団が活動しています。

コミュニティ財団が他の助成事業と異なるのは、「課題を発掘し解決策を共に練り上げる」「地域のビジョンを作りそこに向かって投資する」など、単に助成するだけでなく、未だ認識されていない社会課題や未成熟分野へ資金循環を促すことができること。また、日本の寄付者で最も多い「どこに寄付していいのか分からない」という声にも、財団という器があることで応えることができます。

参加者からの質疑応答では、「コミュニティ財団では支援先をどう選ぶのか」「課題解決は行政がすればいいのでは」などの質問が出されました。それに対して、前者については、バラマキのように配るのではなく、寄付者に継続して寄付してもらうためにも成果を見せていく必要がある。後者については、海外では、コミュニティ財団が課題解決の軸となって行政主導から民間主導に移りつつあり、コミュニティ財団で設定した地域の課題を行政と一緒に解決するケースもある、との話がありました。

最後に、ファンドレインジグ・ラボ代表の徳永洋子さんより話題提供をいただきました。今回の取り組みで大切なポイントは、「この財団は誰を幸せにするのか?」ということ。理想は誰もが夢を描いて物語をつむいでいける社会、コミュニティはその夢を叶えるところ。コミュニティ財団は善意の資金の循環を通じて、さみしい思いをしている人たち、それを支援する人たちを応援してほしい、と。寄付やプロボノなどを通じて関係をつくり、まちに関わる人を増やしてく。まちを支える生態系づくりにチャレンジする必要性を改めて感じました。

*世田谷カレッジ【第2夜】「コミュニティ財団 じっくりナイト」記録映像
https://youtu.be/Vjj04JGK81E